毒婦、修羅の過去

毒婦の過去。

2017-02-17から1日間の記事一覧

初日、調停終了という名の修羅場

本来、調停というのはだいたい午前の部であればお昼前には終わる。 だが、時計を見た時既に12時半を回っていた。 再度、部屋に呼ばれ。 完全に放心状態の私に調停委員が次回の調停について説明をした。 私が出席する必要があるんですか? と聞いた。 申し立…

本人から聞きたかった事実

調停委員は続けて話していた。 言葉を選びながら、私の様子を伺いながら。 今の今まで、なんの真実も夫から聞かされていなかった私を見る目は、哀れな人を見る目に見えた。 まともに調停委員の目など、見れなかった。 ずっと、遠くに見えた高速道路をぼんや…

調停当日。

私は心身ともに疲れ切っていた。 ただ、娘が不憫で不憫でならなくて。 情けなくて情けなくて泣いた。 毎晩遅くまで知恵袋を漁り。 それらしきアカウントを見つけては死にたくなるほどの見たくもない話を目にし。 ようやく迎えた調停の日の朝。 夫から電話が…

知恵袋漁りはつづく。

先妻は知恵袋を利用している。 電機屋に走り、プリンターを購入。 そこから血眼になって知恵袋を片っ端から 協議離婚無効、浮気、不倫、勝手に などのキーワードで検索しまくった。 「これだ」 と思ったものは片っ端からプリントアウトしていった。 1つのア…

その時実際に見た画面。

たまたま、アホー知恵袋で見つけたこの質問を見て。 最初は一通り読んで「ふむ」 だが、少し考えて… 「ファッ!?」となった。 K ですと? ワイの旧姓のイニシャルやないかい。 何度も何度も読み返す。 時期、質問された日時、タイミング やたらと点と線が繋…

一通の茶封筒

それから私はまた、何かを忘れたい一心で生きた。 離婚に向けての書類もほぼ揃い、あとは弁護士とタッグを組んで調停でめったんめったんにしてやる予定だった。 何度も、娘なら父親という存在を消すことに躊躇したが。 もういてもいなくても同じ、という生活…

久々の面会。

娘が、2歳の誕生日を迎える前。 私は夫に久々に連絡を取った。 誕生日くらい会って祝ってやれや、と。 毎日の奮闘生活の中、正直こいつの存在など殆どなかった。 この面会を最後に、こいつとは離婚しようと思い。 面会前に私は休みの日を作り、弁護士事務所…

娘との2人での生活

新居という名のボロアパートに引っ越し、新しい娘との2人での生活が始まった。 娘は大きな病気もせず、すくすくと育ってくれた。 保育園にも無事入る事ができ、私も昼職に復帰した。 家、保育園、会社、保育園、家 この繰り返しの日々。 日曜日には娘をあち…

処刑2

振り込みの約束期日。 ネットバンキングで何度も残高照会したが、1円も振り込まれることはなかった。 約束期日の翌朝、再度残高照会したが振り込まれていない。 ここで再び怒りの頂点に達し、電話。 「振り込まれてないやんけ!」 「いや、振り込んだ 手元に…

処刑

「仕事が忙しい」 それを理由に帰ってこなくなった夫。 帰って来ない事が当たり前になった生活。 私と娘の2人での生活。 その間、何度も夫に生活費を要求した。 育児休暇中で給付金は出てもさすがに家賃、生活費には満たない。 だが、夫はなぜか給料日が来る…