毒婦、修羅の過去

毒婦の過去。

2017-03-05から1日間の記事一覧

毒親と毒婦 さぼりにピアス

進学は決まっていたので残された高校生活は本当にダラダラ過ごした。 初めての「クラブ」を体験してから、私は麻薬の虜になったかのように。 頃合いを見計らっては親に「友達の家に泊まりに行く」と言って。 怪しまれないペースで友人とクラブに遊びに行った…

毒親と毒婦 高校3年生

兄は大学へ進学した。 私は高校3年生まで部活に明け暮れる日々だった。 ギリギリで合格して入学した高校、とてもじゃないけどクラブに勉強なんて両立できるキャラではなかったので勉強の成績はかなり下だった。 部活を引退してから、本来ならば大学受験で勉…

毒親と毒婦 高校生の頃

私が高校1年になった時、兄は高校3年生。 高校生活はお弁当だった。 私の仲良しの友人達は、家庭がシングルマザーの子が多かった。 お母さんが働いている子ばっかりだった。 高校生になってから「働くお母さん」という存在を知ったとっても過言ではない。 う…

毒親と毒婦 中学生の頃

兄は中学3年生。 私は中学1年生。 兄は受験を控えていた。 母親にとっても初めての「受験」である。 母親の目は兄に向いてばっかりいた。 そして私、といえば。 特に勉強できるわけでもなく 中学校に入って変な色気も出て来て 学校行く前にドライヤーで前髪…

毒親と毒婦 小学生の頃(2)

兄は学校に行く時、母親が手作りで作った小さな長方形の巾着を持って行くようになった。 無理にパンを食べずに、食べられない分は持ち帰る。 先生との話し合いでそう決まったのか、兄はパンを持ち帰るようになった。 その頃からだろうか。 母は兄に対しても…

毒親と毒婦 小学生の頃。

小学校に上がってから、兄の様子がおかしくなった。 兄が「学校に行きたくない」と言い出したのだ。 私は「いいなぁ兄ちゃん、学校行きたくないとか言って休んで」 なんて思っていた。 小学生というのはまだまだ子供で考えも浅はかで残酷である。 それから、…

毒親と毒婦 幼少期

私は、毒婦家で80年ぶりかなんかの女の子誕生だったそうです。 当時は女の子が生まれたとたいそう喜ばれたそうです。 私には2つ年上の兄がいます。 幼少期、私は父親に可愛がられていたような記憶が断片的にあります。 かといって、母親に可愛がられていなか…

毒親と毒婦(2)

風俗の仕事をしていると、客にこんな事を聞かれる事がある。 「旦那さんはこの仕事知ってるの?」 「子供は知ってるの?」 「親は知ってるの?」 風俗の客というのは人のプライベートを知りたがるが、そんな事知って何になるのだろう。 風俗嬢を前にお互いの…

毒親と毒婦

自分をこの世に授けてくれた両親の事を「毒親」と呼ぶには正直抵抗がある。 あれは私が30を過ぎたくらいだろうか。 恐らく、私が独身時代の頃ではなかったように思う。 とても親しくしていた友人に母親の話をした事があった。 その時に友人に言われた言葉。 …