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毒婦、修羅の過去

毒婦の過去。

金が回らない…

離婚への道

退職して、退職金を手にした私に、夫は

「好きに使えばいい」と言ってくれた。

 

しばらくは家で養生したが、家事もまともにできないくらい憔悴しきっていた。

 

病院に通い、毎回先生の前だけで大泣きした。

 

朝、子供を保育園に連れて行くのがやっとで。

 

一日中家で寝ていた。

 

それでも、家族のために衣食住だけは…と必死に生きた。

 

頭が完全におかしくなっていたので、当時あらゆる生命保険に入りまくった笑える。

 

 

体調もぼちぼち良くなった頃から、失業保険の手続きやらなんやらと。

ハローワークに通ったりと徐々に社会復帰していった。

 

だがもうどこかで働く事が怖くて、再就職は考えられなかった。

 

退職金は自由に使えと言ってくれた夫に甘えて、私は小売業を始めた。

 

自分が言うならば社長で、誰に文句言われる事なくできる小売業は私にはぴったりだなー!なんて気楽にやっていた。

お客様の数は少なかったが、最初の3年は赤字計算で臨んだ。

いつか利益が生まれる、その自信があった。

 

最初の3年は赤字計算、というのは夫にも話してあった。

好きなようにすればいい、今まで毒婦が稼いできた分は俺がなんとなする。

 

そう言っていた。

 

するわけねぇよな!!

 

なわけ、ねーよな!!

 

 

毎月お互い20万の生活費をおさめ、残った金額やボーナスはお互いノータッチの生活をしていた。

 

二馬力のつもりで借りた家。

二馬力のつもりで買った車。(ローン)

二馬力なりの生活。

 

夫が持ち帰る「生活費」はいつまで経ったも20万のままだった。

 

家賃、車のローン…

で、チーン。

 

 

失業保険も切れ、未だ払い続けていたそれまでの借財の返済。

ふりかかってくる国保から年金の支払い。

とち狂って入った生命保険の支払い。

 

光熱費、携帯代、食費、保育園代!!

 

家計は火の車。

 

 

夫に何度も言った。

このままじゃこの家潰れる!!

生活費、余分に入れてくれる言うたやん!?

 

何も変わらなかった。

 

そのくせ、ブラックだから持てないETCカードにガソリンカード。

 

私が仕事を辞めても、まぁそれは好き放題使われました。

 

ガソリン代も会社から出ないの?

うちにはあんたの通勤に使うガソリン代なんかないねん!!

節約するなり、ガソリン代払うなりなんなりしろや!

 

会社辞めてもいい、失った収入分は俺が稼いでくる、言うたんちゃうん!?

楽させてやりたいて、あんた言うたよな!?

また私を殺す気か!!

 

と、また狂い始めた私に向かって。

財布から取り出したガソリンカードを思いっきり投げてきた。

 

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シャッ!

 

私の頭にクリティカルヒットした。

 

おのれ!

誰のおかげでこのガソリンカードと言う名の魔法のカードが待てとったとおもてんねん!

しゃーーくぞわれ!!!

 

「お前、誰に向かって言うとんねん!」

 

なんやお前、逆ギレか!?

いつまでも二馬力気分でおんのんお前だけや!

少しは節制するなり、金持って帰ってこいや!

 

 

金の切れ目はなんとやら。

 

こうして毎日のように金の事で大喧嘩。

 

子供の前でみっともない…。

 

 

私はそのまま家を飛び出した。

 

そして家から歩いて徒歩10分くらいのところにあった古臭いスナックに張り出してあった求人。

 

私はその求人に吸い込まれるように店に入り

「明日からでもいいので働かせてください」

 

10年近くのブランクを経て。

 

昼間は小売業、夜は水商売の掛け持ちを始めた。

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