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毒婦、修羅の過去

毒婦の過去。

5股てお前は手袋か。

番外編・過去の恋愛

毒婦が20歳の頃のお話です。

 

知り合いから紹介された同い年の男の人。

 

バンドをやっていたとかで、しかもボーカルで歌がとても上手い人だった。

 

彼はドライブしている時、よくいろんな曲をかけて歌ってくれた。

 

素人が歌う歌も、まして当時は邦楽などあまり興味がなかったのだが。

 

その彼の素敵な歌声に恋に落ちた。

 

お互いに付き合おうとか、そんな言葉は特に交わすことはなかったが。

週末は仕事で忙しいと言う彼は、いつも平日の夜、私とデートした。

 

恋愛経験値が低すぎなのか、週末は仕事で忙しいとか、とにかく毒婦は人を信用しすぎるところがある。

まぁ騙すより騙された方がいいかな、なんてのはただの負け犬の遠吠えなんですがね、ワンワン。∩^ω^∩

 

 

当時、車を所持している彼氏、というのが初めてで。

彼はいろんなところに連れて行ってくれた。

夜景の綺麗な高速道路。

ここはアメリカか!みたいなダイナー。

 

行ったことないところにたくさん連れて行ってくれた。

 

一人暮らしをしていた私の家に泊まりに来て。

朝まで楽しんだ。(おえー)

 

当時もあったよ、プリクラ。

撮った撮った、いっぱい撮ったよ。

ハサミで半分こ♡

 

そんな関係を続け、クリスマスが近づいて来た頃。

彼氏と過ごすクリスマスとか初めて!!

と、私は張り切っていた。

 

彼から「クリスマスの夜はちょっと仕事で遅くなるから21時くらいに家に行くね」と言われていた。

24日は家族でクリスマスをするから25日、と言われたが何も疑わなかった。

 

そして25日、夕方会社から帰って私は手料理をたくさん作った。

 

作り終わったのは夜20時半くらいか…。

あとは彼が来て〜乾杯して〜♪

と、なんかクリスマスツリーとかセッティングして、ミュージックまで用意する乙女っぷり発揮(おえー)

 

21時の約束の時間を過ぎ…

22時…仕事が終わらないのかなぁ…

電話をしても出なかった。

23時を過ぎた頃にようやく電話がかかってきた。

 

ごめんごめん!

仕事が!

 

待たされてイライラしていたけど、仕事なら仕方ないや…と思い、彼が家に到着するを待った。

 

到着した頃は0時をあと少しで回るところだった。

彼は「なんとかクリスマスに間に合った」と言っていた。

 

せっかく作ったご飯は冷めてしまっており。

「クリスマスだし、作ったんだ!」と言ったが、彼はあまり食欲がないといい、あまり箸をつけなかった。

 

悲しい気持ちのまま、残った料理にラップをかけ。

そこまで浮かれていた自分が寒かった。

 

その日も彼はうちに泊まって、翌朝仕事に行くと出て行った。

 

 

そして、数日後の夜。

 

知らない番号から携帯(当時はピッチなピッチ)に電話が。

 

出てみると、相手は女だった。

 

「ねぇ、あなた毒婦さん…ですよね?」

 

な、なんやこいつ。

誰や。

 

「あのー、うちの◯◯知ってますよね?」

 

彼氏の名前だ。

 

「毒婦さん、騙されてるわ〜。

あ、ちなみに私は△△△。本命彼女!」

 

ファッ!?

 

「プリクラ、見たで〜。財布の中によーさん入ってたわw」

 

………。

 

「あのな、うちの彼氏浮気癖むちゃくちゃ酷いねんな。他にも女おるのん把握済み。

ほんで、会うてる回数から何から考えてもあんた5股されてるうちの最下位やでwwww」

 

ケタケタケタケターと笑われた。

 

 

ご、ご ま た ………。

 

 

「それでもええんやったらええけど、毒婦さんもしかしてうちの彼氏に本気やったりする?

ごめんね〜私は2年前から付き合ってて、こうやって浮気相手の女の子に教えてあげるんが仕事みたいになってんねん、慣れたもんよ!」

 

は、はぁ…

で、では私は遊ばれていた、という事でしょうか?

 

「せやで?信じられへん?

 ほな、変わるわ」

 

電話の向こうで「もうええって!やめろや!遊びやってん悪かったって、ほんまやめて!」と彼の声が聞こえた。

 

「聞こえたー?

ま、そういう事やから!」

 

は、はぁ…

 

「あんた、騙されてるて気づかんかったん?

本気やったん?」

 

……。

 

「まぁええわ、ほなサイナラ!」

 

ツーツーツーツー

 

 ちなみに24日の夜は本命彼女と。

日中は他の女と。

25日の日中は他の女と、夜は他の女と。

深夜から私と。

残りの1人は23日の夜だったらしい。

 

ヤリチンにもほどがある。

 

 

私はそのまま、ベランダの室外機に座って夜空を眺めながら星の王子様の歌をしばらく歌って泣いた。

 

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選曲理由はない。

 

黒歴史。