毒婦、修羅の過去

毒婦の過去。

処刑2

振り込みの約束期日。

 

ネットバンキングで何度も残高照会したが、1円も振り込まれることはなかった。

 

約束期日の翌朝、再度残高照会したが振り込まれていない。

 

ここで再び怒りの頂点に達し、電話。

 

「振り込まれてないやんけ!」

 

「いや、振り込んだ

手元に明細もある。まだ反映されてないんちゃうか?」

と、普通のトーンで言われる。

 

はて?まだ反映されていないだけか…

と、素直に電話を切った。

手元に明細があるとまで言うくらいだ。

何かの間違いだろう、と信用する私もバカだ。

 

午後になっても入金確認は取れない。

 

銀行に問い合わせた。

昨日振り込まれたはずのお金が入っていない。

 

あっさり銀行側に言われた。

 

「それは先方様がご入金されておられないからではないでしょうか?」

 

あまりの正論に吹いたwww

 

そっと電話を切った。

 

 

夫に再度電話して。

 

「何が明細じゃ!

お前そもそも入金なんてしてねぇだろ、あ?」

 

とブチ切れて電話をしたら。

この時、ものすごく気持ちがいいほど開き直ったのだ。

 

朝は入金した、明細もあると言った人間が。

「あーあー振り込んでませーん、入金してませーん」

だとよwwwwww

 

お前の実家に電話して全部話してやるから。

な、お前との戸籍謄本取って附票遡ってお前の実家から何から調べ上げて、みんな潰してやっからな!

 

それから離婚じゃ!

お前なんぞとは離婚!

 

と、電話ガチャ切り。

 

と、その翌日。

ポストを開けると封筒が。

 

100万入った封筒だった。

 

やればできるじゃないかクソ野郎。

 

たかだか実家に凸するだのでこんなあっさり払ってくるとは、チョロいw

と、私は深くも考えず100万ゲット。

 

即不動産屋に走り、身の丈にあった家賃のボロアパートを契約。

 

100万着金から一週間で家を出てやった。

 

その際、家にあった夫の荷物は。

捨てても良かろうと思ったが、私もそのまま捨てるのも腹がたつので実家を調べてそこに送りつけた。

 

殆ど帰っても来なかったから、荷物なんて殆どなかったが。

あえて全てをグチャグチャにして、段ボールギチギチに詰めて着払いで3個ほど送ってやった。

使いさしの歯ブラシから汚ねぇパンツから、ダサい服からみな送ったった。

 

そして、私は自分の荷物をまとめて。

大家さんに挨拶に行き。

そのマンションを娘と出て行った。