平穏な暮らし
その後、新しい場所に引っ越し。
平穏な生活を送った。
夫はきちんと毎月生活費をおさめ。
私もワーキングマザーを続けた。
二馬力で借金返済しながらも、少しづつ貯金をし、時々旅行に行くなどして平穏に暮らしていた。
その時はとても平和だったような気がする。
娘が4歳になり、私に欲が出てきた。
2人目が欲しい。
「2人目欲しい、この日排卵日予定やからこの辺り頼むわ」
という酷く事務的な作業。
すぐにはできなかったが、33歳の誕生日の日。
2人目妊娠を知る。
1人目の時とは全く違う素晴らしきマタニティ生活。
2人目も無事出産し、職場復帰も果たし。
4人家族になった。
時々私のメンがヘラって、夫に八つ当たりしたり。
てめぇあの時の悪事を忘れたんちゃうやろな?といつまでもその爆弾を仕掛けた引き出しを開けてやった。
生活費もおさめて、真面目に働いて、俺は罪を十分滅ぼしただろう?みたいな顔されると最高に気分が悪かった。
「あんたの事、私が死ぬまでに一度でも信用すると思ってんの?
アホなん?
信用するわけないやんwwww」
と言ったら
「信用もしてない人間とこんな暮らししてんのか!?」
と逆ギレされた事がある。
まぁ、怒らせた私も悪いけど。
私は生活費と言う名の慰謝料のために、こうしてあなたと暮らしているわけで、あなたは刑務所にいるのと同じだと思って、刑を務めなさいうんこ♡て心で思っていました。
なんか年がら年中日焼けしてんのか、浅黒いし。
本当、うんこみたいだった。
うんこだったんだよ、あれは。
まぁこんな感じで「離婚劇」が始まるまで。
私が会社を辞めるまでは、平穏ちゃ平穏だった。